▼SAP ERP(R/3)を中心としたSAP Business Suiteについて.
独・SAP社の SAP Business Suiteは、e‐Businessの基礎となる強力なソリューションです。ご存知のとおりSAP ERP(R/3)システムは、その計画系・実行系・基幹系業務システム(ERPパッケージ)として、SAP Business Suiteの中核的コンポーネントを成しています。
お客様企業の「経営改革の実現」を考えるとき、SAP社のSAP ERP(R/3)システムが現存するERPパッケージの中で最も進化した最適なシステムであると考えます。
SAPはSAP ERP(R/3)システムを中核として、SAP Business Suiteの世界を構築しました。購買改革を実現するSRM、データウエアハウスのBW、サプライチェーンシステムのAPO、セールスサポートシステムの CRMなど、グローバルなビジネスをリアルタイムに実行するためのシステムコンポーネントを、常に進化させています。
SAP ERP(R/3) , SAP BW ,SAP SRMの概要
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資材の調達から売り上げの入金まで、無駄なく最短のリードタイムで完結する業務フロー、そして、市場の変化に最短時間で対応するスピード感のある経営──。企業競争力強化を実現するSAP SAP ERP(R/3)システムは、CA(Corporation Automation)そのものです。意思決定の伴わない情報伝達をすべて自動化する、まさに「企業競争力のインフラ」です。 |
SAP BWは、情報分析系ツールとして、SAP ERP(R/3)においてリアルタイムに更新される大量のトランザクションデータを瞬時に分析することが可能です。基幹業務システムであるR/3との連動により、個別業務の分析のみならず、調達や生産、販売、会計などにかかわる社内外のさまざまな情報をあらゆる角度から分析し、タイムリーに施策や対策を実行できる情報環境を提供します。 |
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購買業務改革の最も大きなテーマは、「ムリ・ムダ・ムラ」を徹底的に削減すること。そのためには、直接材・間接材にかかわらず、一つのシステムで管理することが原則です。購買における業務の「集中化」、プロセスの「標準化」、そして実績の「透明化」は、 SAP SRMの導入によって実現します。 |
SAP Business Suiteの主な特徴
● 優れたBPRのガイド機能
SAP ERP(R/3)システムの標準機能は、業務を主役として全事業、企業グループ全体を視野に入れた合理的な組織構造や業務プロセスをガイドいたします。
● 変化に対応する柔軟性
数1,000通りの業務プロセスに対応できる非常に柔軟なシステムです。パラメータの設定変更だけで、ビジネス分野の拡大、業務プロセスの変化、組織の変更に容易に対応できます。限られたシステム機能に、自社の業務プロセスを無理やり合わせなければならないといったものではありません。
● ユーザ利益を創出するバージョンアップ
SAP ERP(R/3)システムはバージョンアップを繰り返し、年々機能が追加・向上しています。業務プロセスのシステム化が標準機能だけで実現できるため、バージョンアップが新しいビジネススタイルの実現に寄与します。標準機能のウエートが貧弱な ERPでは、ユーザ独自に開発したプログラムの割合が高くなるため、バージョンアップをユーザの利益に反映させることは困難です。
● 情報システムコストを低減
サーバ、システム導入、システム開発、システム保守など、いずれの面でも大幅にコスト低減が可能です。ハードウェアのダウンサイジング、ソフトウェアのパッケージ化、システム保守の省力化などにより、大幅なシステムコストの低減が実現します。
※SAP Business Suiteの詳細は、SAPジャパンのホームページを参照ください。